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私の虎 私の羊を 食べて早く/前島篤志

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私の虎 私の羊を 食べて早く/前島篤志

前島篤志氏の名句を前に、二極を行き来し荒ぶる私の心。
前島篤志氏の名句を前に、(貴婦人と貴腐人の狭間で
の)二極を行き来し荒ぶる私の心(笑)

カッコ内の文言さえ無ければ、かなりスタイリッシュに収まる筈だったのに。ざんねん(笑) というか、こういう芸風。

さておき、幸いにして(? )、この名句を初めて知った時には、腐モードは発動しなかったので、偏り過ぎることなく、鑑賞できました。

そんな訳で、まずは、NOT腐女子モードで語ります。

「私の虎 私の羊を 食べて早く」

たった17文字で、しかも言葉自体は、まったく簡易で、それにも関わらず、印象的で、あらゆる解釈が可能で、しかも、その異なる解釈同士が、更に多重構造を成していくような深みすらあり、本当に素晴らしい名句だと思います。

以下、単なる自己流的解釈ですが、
私の虎、が、「私自身の何か」を意味するのか、或いは、私にとって「虎」に当たる他者なのか?
そして、「私の羊」に関しては、文脈からして、私自身の何かを指す可能性が高いようにも感じられるが、果たしてそうなのか?想像の余地が豊かに存在し、素晴らしい。
獣が現れ、「私の」と繰り返され、しかも、「早く食べて」と続くことから、身体的、本能的、衝動的、官能的で肉迫した印象もあります。
えーと、以上が、腐モードは発動させなかった感想です。

そして、以下が、ヲタっていうか、腐モードを発動させた感想っす。
読まれない方が良いかも?(笑)

 

 

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いらっしゃい、腐女子ワールドへ(笑)
おそ松さんクラスタかつ、BL松・ばっちこい⭐︎な私が抱いてしまった、禁断のイメージ(笑)

「私の虎 私の羊を 食べて早く」

私の(大好きな)虎(カラ)
私の(大好きな)羊(チョロ)を
食べて早く(アレな意味で)

前島篤志先生、ごめんなさい!(土下座!)(笑)

いや、もう、ホントにね、おそ松さんていうか、BL松に、どっぷりハマった後に、この俳句を読んだら、もう、
虎カラ✖︎羊チョロ
っていう腐目線が、コンマ2秒で発動してしまいましてね。
いや、自分、すげーね、ある意味、と思った(笑)

えーと、とりあえず、ヲタ知識ゼロにも関わらず、ここまで読んでくださった、女神様か神様のような貴方様のために、一応、ざっくりと解説致しますと、

おそ松さん=赤塚不二夫原作の「おそ松くん」という作品をベースに、21世紀、大人になった六つ子たちを描いたアニメ作品。監督は「銀魂」の藤田陽一氏。

クラスタ=〇〇に興味を持った人たち、の意。

BL松=おそ松さんのキャラクターを題材にしたボーイズラブの二次創作物ジャンルのこと。

虎カラ、羊チョロ。
先述の「おそ松さん」は非常にブームとなり、多くのコラボが企画されるなか、
一番くじ」のデザインとして展開されたのが「けも松さん」
六つ子が動物の着ぐるみを着ている。
(主観的感想:鼻血が出るほど可愛い。私は、けも松さんをデザインされた方になら、五体投地を捧げても良い!←いや、いらんじゃろうけど)
脱線しましたが、以上の前提を踏まえ、

虎カラ=虎の着ぐるみの次男カラ松

チョロ羊=羊の着ぐるみの三男チョロ松

となっています。